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ハナ・パンチという秩序
- 2007/07/19(木) 16:21:15
電王の成功(とあえて言っておく)が約束された瞬間はズバリ、モモタロスにハナ・パンチが最初に炸裂した瞬間だと断言する。
おしとやかに見える美少女が、恐ろしい姿をした怪物を容赦なく殴る。
それまで電王を漠然と見ていた人の多くが、見ようによっては暴力的なあのシーンが笑いに昇華された瞬間、電王という番組の魅力を一瞬で悟ったはずだ。
ハナ・パンチの成果はそれだけではない。
ハナ・パンチはデンライナー車内に、いや、電王という物語そのものに秩序を与えた。
モモタロスを始めとする全てのイマジンを、ハナ・パンチを頂点とした力関係の下に置くことによって、これからどんな個性豊かなイマジンやキャラクターが登場しようとも、すべてが電王という一つのパッケージの中に許容されるようになった。
想像してみて欲しい。
ハナがイマジンを殴らないデンライナー車内を。それは完全な無政府状態の国家であり、行動原理の整理できないイマジンたちによって、どんな(作劇上の)無理、無秩序な展開もアリになってしまう。
仮面ライダー電王とは、ハナの手のひら、いや拳の上で踊る物語。
全てはハナ・パンチという名の秩序のもとに。![]()
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